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インターンお役立ちブログ

2016.02.29

将来は臨床心理士、一見関係のないエンジニアを選んだインターン生にインタビュー

株式会社フューチャーリンクネットワークでエンジニアのインターンをする内村 慶士さん。
将来、臨床心理士になることを決めている彼がどうしてエンジニアのインターンを選んだのか、そして彼を受け入れている株式会社フューチャーリンクネットワークの大澤様にお話しを伺ってきました。

インターン先企業
株式会社フューチャーリンクネットワーク
MY PLACE♪MY PLEASURE「まいぷれ」地域情報プラットホームの構築、地域の活性化を目指す

以下
ス:スーパーインターン
内村:内村さん
大澤:フューチャーリンクネットワーク 大澤様

ス:こんにちは、今日はよろしくお願いいたします。
ではまず、内村さんの簡単な自己紹介をお願いできますか?

内村:はい、現在東京大学教育学部の教育心理学コースの3年で、次の年度で4年生になります。地元は千葉の市川市で、小学校1年生から3年間台湾へ行ったのですが、帰国してからも市川で過ごしています。

自己紹介…。

大澤:これが就活だったらまた違った自己紹介するんだろうな。

内村:そうですね(笑)

決められたレールを走らないインターン

ス:心理学を勉強していて、インターン先企業をフューチャーリンクネットワークに選んだ理由は、どうしてですか?

内村:一つの問題にアプローチする時に、一つの姿勢だけではなく、いろんな姿勢、いろんな視点があって問題にアプローチしていく方が今の現実にあっていると思っていて、だからこそ、一見臨床心理士とは関係ないように見える、エンジニアやプログラミングの知識も学生の間に持っておくことが、後々使わないかも知れないけど、一つアリかなと思いました。

そして、どうしてフューチャーリンクネットワークをインターン先に選んだかというと、まず一つは近いから(笑)、近いのは時間を作れるという意味ですごく大事ことだなと思っています。

それから、他の多くの企業のインターンは、レールが敷かれている上に電車も用意されているっていう感じだと思うんですよ、そこに乗って目的の駅まで行くだけで、成長する人は成長するし、乗っているだけの人は乗っているだけ、そう感じる中、フューチャーリンクネットワークの「まいぷれ」の仕事は、それとは違ったインターンができると思いました。

ス:具体的にどんな仕事を任されていますか?

内村:エラスティックサーチというオープンソースのソフトウェアを使って、「まいぷれ」が持っているデータを分析する。

例えば、どういうふうにしたら、この商品を買った人がこの商品を買っているというサジェストの仕方だったり、検索してくれるソフトなんですが、それを使ってどうしたら「まいぷれ」の中でそれが生きているかを考えて試す仕事です。

インタビュー画像02
ス:実際その仕事をやっていて、自分で感じる身についたスキル良かった点は?

内村:一つは粘り強さですね。

エラスティックサーチについて書かれている日本語の本がすごく少ないんです。たぶん2~3冊。

知らない情報を調べるのは、ウェブがほとんどですが、詰まったところを自分で最後まで解決していく能力は、自分で勉強するだけではつかなかった力だなと思います。

エンジニアってM!?

ス:これまで読んだ本の中で好きな本、印象に残っているおススメの本はありますか?

内村:んー。大澤さんありますか?(笑)

大澤:10年くらい前の「ビジョナリー・カンパニー」あれは僕の社会人の方向性を変えた本ですね。「バタフライエフェクト」映画じゃなく、ドラゴンエフェクト…ドラゴン…あれ?なんだっけ?そんなソーシャルサービスを利用してソーシャルサービスの可能性をついて書いた本で、その後ソーシャルサービスが伸びたって本があるんですが、それについても考え方が変わって、影響を受けたので、その2冊ですかね、僕が感銘を受けた本っていうと。

内村:じゃ、それを僕が読んだテイで(笑)

大澤:10年前って何歳だよ(笑)

内村:僕、実用書をあまり読まなくて、小説を読みます。騙される本が好きですね。

伊坂幸太郎という作家がいるんですけど、高校生の時、最初に読んだのが「ラッシュライフ」という小説で、いわゆる叙述トリックというんですか?小説を書いている人が重要な情報をあえて見せず、巧妙に隠すんですけど、最後にトリックというか、今までのことは間違っているように見えたことが合っていたという、騙されるのが好きなんです。

大澤:エンジニアに向いているよ(笑)

ス:エンジニアってMなんですか?

大澤:人がやりたいことを叶えるっていうのと、工程で言うと一番下流に位置する、誰かがもやってすることを最終的に具体化する、自分の要望は誰も受けてくれない、下には誰もいない。受け止める側なので、基本的にM属性があるよね。

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休日は妹の家庭教師

ス:お休みは、何をして過ごしていますか?

内村:最近は、妹に勉強を教えてます。

ス:妹さんは、おいくつですか?

内村:15歳で、今年高校受験なんですよ。

教え始めたころの偏差値は40くらいで、妹の行きたい高校が55ぐらい必要なので、母に言われて教えています。

休日の過ごし方って言えるかわかりませんが(笑)

ス:前に比べて成績は上がりました?

内村:前にくらべてセンスの悪い間違え方はしなくなりました。

ス:センスの悪い間違え方ってどんな間違え方ですか?

内村:根拠があって間違えているのが良い間違え方だと思うんですけど、適当に解答して間違えて、そのままでいるのがあまり良くない間違え方なんです。

せめて、間違っていても、根拠をもって解答できていれば、次へ行ける良い間違え方だと思うので、今はそういう間違え方ができているっていう点で、成長しているのかなって思います。

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将来の研究にも活きる力

ス:インターンでの経験が今後役に立つだろうと思うことは?

内村:見通しというか、何事もやってみないとその中身はわからないじゃないですか、そういう意味でバックエンドにいるエンジニアが何をしているか、実際にどういう仕事をしているかを知れたのは、将来何かしらのプロジェクトに参加して、そこに技術職の人が必要になった時に、自分が関わらなくてもその人達が何をしているか、どういう仕事をしているのか知っているだけでも全然違うと思います。

それと、インターンでついた力、粘って答えを出すって力も、その姿勢自体、研究とすごく似ていると思うので、うまく活きてくると思います。

ス:今後のビジョンというか、目標はありますか?

内村:大学院に行くことは自分の中で決めているんですが、そのまま大学の研修室に行くか、自分がやりたい臨床心理士のアプローチの仕方をしている先生がいるそうなので、大学を離れて地方へ行くのか、そこは悩んでますね。でも、将来の夢は決まっているので、そのまま勉強してなる!って感じです。

インターンで自分の力がつけられた

ス:これからインターンをしようと思う人へ

内村:バイトするよりは、絶対にインターンした方がいいと僕は思いますね。

ス:それはなぜですか?

内村:今、有給インターンをさせていただいているんですけど、有給インターンとアルバイトを比べた時、アルバイトはお金を得るため、もちろん他にも得られるとは思うけど、お金を得るっていう目標が強いと思うんです。インターンは、自分の力を付けるってことがまず第一なので、そこがそもそも違う。大学生活で、アルバイトを4年間した人と、インターンを1年でも2年でもした人では得るものが全然違うはずだと思うので、無給でもインターンをして自分の力をつけた方が絶対ためになると思います。

ス:内村さんにとって力がついたと実感があるということですか?

内村:そうですね。

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彼だから任せられた

ス:続いて、大澤様にお伺いします。
まずは貴社の事業について、簡単に教えて下さい。

大澤:地域情報プラットフォームである「まいぷれ」を運営しております。Yahooニュースに上がるような情報ではなく、地元の情報を探せる地域情報プラットフォームを作りたい。「地域活性をビジネスにする」という命題に取り組むために「まいぷれ」があります。

情報を流通できる基盤としてWebサイトはかかせません。
そうしたプラットフォームを提供する事業として、「まいぷれ」を運営しております。

ス:インターン生の内村さんは、現在どのような事業に関わっているのでしょうか?

大澤:現在、「まいぷれ」は全国299の市区町村、37の自治体で展開しております。これまで蓄積したデータは大量に持っていましたが、そのデータを活用できていなかった点がありました。

利用者の傾向や地域ごとの特徴など、より精度の高い情報を提供できるシステムを導入するためのデータ分析を今回は内村君(インターン生)に任せました。

我々もやった事がない中で手さぐりでしたが、本人がやりたい事と我々がやりたい事が一致したので、今回は任せてやってもらいました。

ス:任せる事に対して、不安はなかったのでしょうか?

大澤:正直、彼だから任せられたのかも知れません(笑)

入社当時は、大学名などの肩書が先行していましたが、自分のやりたい事と会社が求める事を彼自身が理解してくれて、結果もちゃんと出してくれるので、社内でも評価が高く、会社の中で「内村くん」というポジションができてきました。

お互いに気を遣ってしまう点はあると思いますが、いい意味で自分から能動的にやりたい事を発言してくれますので、その点も大きいですね。だからこそ、任せられたと考えています。

受け身の人は得るものが少ない

ス:アルバイト」と「インターン」の違いという意味でも、自ら行動できるという点は重要な点でしょうか?

大澤:はい、そうだと感じます。社内でエンジニアの割合は、5%ほどしかいないので、エンジニアのインターンを雇ったのも初めてでした。そのため、フォロー体制が整っているわけではありません。
いい意味で「自由」なのですが指示がないと動けない方ですと、難しいと思います。
今回任せた仕事もできるかどうかわからない状態で、本人も書籍などでいろいろ調べてやってくれたようですが、きっと受け身の方だと得るものも少ないと感じますね。

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希望にマッチすれば任せる

ス:仕事を初めてから、インターン生はどのように成長したと感じますか?

大澤:机上の技術的知識ではなく、利用者目線の実践的な知識を身につけてくれたように感じます。

これまで、本やセミナーで勉強していたのは聞いていましたが、我々は自社のサービスとして運用しているので、ただ作って終わりという事ではなく、実際に行った成果が世の中のユーザーに直接影響を与えるので、そうした利用者を意識して仕事をしていただく経験は非常に

いい経験になったと思いますね。

ス:後、インターン生にはどのように成長して欲しいですか?

大澤:身の回りの日常とインターンで学んだことを結びつけ、ユニークな発想を持って欲しいです。
エンジニアとして開発だけのキャリアではなく、統計学のような分析も含めて幅広く本人が興味のある分野にチャレンジして欲しいです。
我々としてもテーマを与えるなどサポートしていくので、それに対して驚くような答えを持ってきて欲しいです。
ちなみに、次のテーマはすでに準備しています(笑)

ス:最後に一言お願いします

大澤:我々が投資したいけれど、諦めている事業はたくさんあります。
その中で、本人の希望とマッチする点などは積極的に任せていきたいと考えています。それがお互いの利益につながれば、とてもいいことだと思っているので。
自分のやりたい事がある能動的な方には、エンジニアに限らずライターなどの仕事もあるので一緒に働いてみたいですね。
お会いできるのを楽しみにしております。

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