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アクションアイテムを会議中に自動抽出するAI議事録テンプレート完全版

2026年5月20日NanoHuman Inc.
アクションアイテムを会議中に自動抽出するAI議事録テンプレート完全版

「会議が終わってから議事録を整理するけれど、『次に何をすべきか』は結局その時に初めて言葉になる」

「ChatGPTに録音を渡せば要約は出るが、会議中に上司に確認したかった疑問点は、もう聞き返せない」

「Claude Skillsを自作してみたけれど、テンプレを組むほうに時間を取られて続かなかった」

AI(ChatGPT、Claude、Geminiなど)に会議の録音を渡せば、議事録の要約は数分で出てきます。プロンプトをある程度書ける人なら、もう毎日の業務で使っているはずです。

問題はその先にあります。アクションアイテムは、会議終了後に整理しても半分しか機能しません。 「担当者は誰か」「予算の前提は今期か、来期か」といった疑問は、会議中にその場で確認できなければ、Slackで一往復するか翌日のメールを待つしかありません。

⚠️ 本記事は、NanoHuman株式会社が2026年5月時点の公開情報やユーザーフィードバックを基に独自にまとめたものです。


アクションアイテムは「会議後」では遅い

会議が終わってから整理すると失われるもの

会議後に議事録を整理するときに詰まるのは、「アクションアイテムをいつ言語化するか」です。

例えば週次のチームMTGで、上司から「来週までに競合分析を出して」と言われたとします。前提となる詳細を確認しなければ進められない疑問は、その場で聞けば10秒で済むものばかりです。

会議後に議事録を整理して初めて「聞いておくべきだった」と気づいても、その時点で手戻りは確定し、提案のスピードが1ターン遅れます。

アクションアイテムが効くのは、会議終了の時点で誰が・何を・いつまでにをメンバー全員が共有できているときです。事後整理では効果は半減します。

リアルタイムで並べると会議の終わり方が変わる

会議中にアクションアイテムが並んでいれば、自分のタスクか、期限はいつまでかなど、その場でチームや上司に確認できます。会議の終わり際にも全員で内容を見直せるので、認識ズレは会議室の中で潰せます。

逆に、議事録が会議後にしか整わないと、こんなズレが毎週積み上がります。

  • 「自分が担当」と思っていたタスクが、実は別の人だった
  • 「来週まで」だと思っていた期限が、本当は「明日朝まで」だった
  • 会議で出ていた「予算の前提」を、社内で誰も同じように覚えていない

タスクは、各メンバーが自分の担当を把握した瞬間に動き出します。1ターン遅れれば、翌週の動きはそれだけ鈍ります。

整理は会議の後ではなく、会議中に行う必要があります。

AI議事録テンプレート:コンサル定例MTGの例

テンプレート本体

これを実現するには、AIに「何を聞き取るべきか」を事前に教え込んでおく必要があります。ここではコンサルティング業務の定例MTGを例に挙げますが、営業の商談・社内の戦略会議・採用面接など、ほぼすべての業務会議に応用できます。{{...}} は会議前に自分で埋める箇所、{...} はAIが会議中に書き込む箇所として使い分けています。

あなたは経験豊富なシニアコンサルです。
以下の会議音声から、会議中のアクションアイテムを抽出して議事録を作成してください。

[会議コンテキスト]
- クライアント: {{社名と業界}}
- 会議の目的: {{定例レビュー / 提案 / 中間進捗 / クロージング}}
- 出席者: {{クライアント側と自社側の名前・役職}}
- 前回の宿題: {{もしあれば}}

[出力フォーマット]
## 議論サマリー
- 今日の論点: {何を握りに行ったか}
- 顧客の反応: {好意的 / 中立 / 慎重}(根拠になる発言を1行引用)

## アクションアイテム
- {誰} が {何を} {いつまでに}
(必ず担当者・内容・期限の3点を含めること)

## 確認すべき未解決事項
- 会議中に決め切れなかった項目を、引用付きで列挙
- 例:「予算の前提は今期か来期か、決裁者の確認待ち」など

## 次回会議までの論点
- {上司・チームと共有すべき確認事項}

[ルール]
- アクションアイテムは必ず担当者と期限を含めること
- 未解決事項はクライアントの発言を直接引用で示すこと
- 担当者が曖昧な場合は「担当者要確認」と明示すること

設計の狙い(担当者・期限・未解決事項)

このテンプレの狙いは3つです。

  • 担当者・内容・期限を必ず揃える。これだけで担当者不明の事故はほぼなくなる
  • 未解決事項を別枠にすると、聞き漏らした論点を会議中に拾い直せる
  • 次回の論点までAIに出させると、社内チームへの共有メモがそのまま完成する

個人運用ではリアルタイムにならない問題

このテンプレをChatGPTやClaudeに貼り付けるだけなら、準備は5分で終わります。

会議中に録音を渡してリアルタイムで動かそうとすると、次の制約に直面します。

  • 録音 → ファイル化 → アップロード → 出力、という工程は会議が終わってからしか踏めない
  • Claude SkillsやGPTsを自作すれば近いことはできるけれど、テンプレを組むためのテンプレ作りに半日〜1日かかる

テンプレをどれだけ磨いても、会議中にアクションアイテムを並べる仕組みがない以上、「会議後の整理が少し早くなる」程度の効果で止まります。

SuperInternで実現する「リアルタイム議事録」

このリアルタイム問題と「自作の手間」問題を一気に解決するのが、テンプレートを登録して会議中にAIがリアルタイムで更新していく SuperIntern です。

AI Canvas:テンプレを登録して会議中に自動で埋める

本記事のテンプレを一度AI Canvasに登録しておくだけで、次回以降の会議中は、AIがそのテンプレに沿って議事録を自動で更新してくれます。

SuperInternのAI Canvas:テンプレートを登録する設定画面

アクションアイテム欄が会議中にリアルタイムで増えていくので、期限や担当者をその場で上司やチームに確認できます。会議が終わる頃には、議事録はもう書き終わった状態になっています。

SuperInternのAI Canvas:会議中にアクションアイテムがリアルタイムで埋まっていく

事後にAIに録音を渡して整理する運用では、ここまでのスピード感は出せません。

具体的にこう変わります:

  • リアルタイム生成: 会議が終わる瞬間には、アクションアイテムが揃っている
  • テンプレを毎回コピーしなくていい: AI Canvasに一度登録しておけば、会議のたびにChatGPTにプロンプトを貼り付ける作業が消える
  • 未解決事項の取りこぼし防止: 未解決事項欄が空欄のまま会議が進んでいれば、聞き漏れたことにその場で気づける

bot不要:会議にゲストを増やさない

録音Botを会議に参加させないので、Botの参加に抵抗感がある相手との会議でも使えます。会議冒頭で「録音されています」と告知する気まずさもありません。

60以上の言語へのリアルタイム翻訳

海外メンバーや海外取引先との英語会議でも、日本語字幕がリアルタイムで表示されます。同時にアクションアイテムも日本語で生成されるので、会議中の理解と社内共有が同じスピードで進みます。

SuperIntern:英語と日本語のリアルタイム翻訳字幕

会議中のAIチャット

会議中に「今の発言、もう一度要約して」「決定事項を箇条書きで」とAIに聞けます。発言を集中して聞きながらでも、その場で疑問を解消できます。

無料プランがあり、クレジットカード登録なしで始められます(macOSとWindowsのデスクトップアプリを提供しています)。

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SuperIntern

よくある質問

Q1. 他のAI(ChatGPT等)との違い

ChatGPTのような他のAIは「会議が終わってから音声を渡す」使い方が前提なので、会議中の伴走はできません。Claude SkillsやGPTsを自作すれば近いことはできますが、テンプレを組むのに半日〜1日かかります。SuperInternは会議中に音声を聞きながら、AI Canvasに登録したテンプレートに沿って議事録をその場で組み立てます。さらに会議後も、生成された議事録に対してAIチャットで追加質問や要約の絞り込みができるため、会議の前後を通して同じ環境で完結します。

Q2. クライアントへの告知は必要か

国・業界・契約によって異なります。原則は会議の冒頭で「議事録作成のためにAIを使います」と一言伝えておくのが望ましいですが、SuperInternは録音Botを画面に表示しないので、クライアント側に違和感を与えにくい設計になっています。

Q3. 議事録の後編集とエクスポート

AI Canvas上で編集できます。会議中にリアルタイムで埋まる議事録に対して、後からテキストを直接修正したり、AIに追記を依頼したりできます。Markdown形式でエクスポートしてNotionやSlackに貼ることもできます。

Q4. 英語・多言語会議での利用

使えます。SuperInternは英語・中国語・韓国語・スペイン語・ドイツ語・フランス語など60以上の言語に対応しています。リアルタイム翻訳機能で発言を日本語字幕で確認しながら、議事録は指定した言語(日本語でも英語でも)で生成できます。

まとめ:会議の終わりに、全員が動き出せる状態をつくる

AIに会議録音を渡せば議事録の整形は数分で終わる、ここはもう珍しくありません。次に問われるのは、会議が終わった瞬間に、誰が何をやるのかチーム全員で共有できていて、すぐに動き出せる状態を作れるかどうかです。

アクションアイテムは、会議が終わった後にゆっくり整理するものではなく、会議中にリアルタイムで並べて、その場で確認・修正するためにあります。会議が終わってからでは、聞き返せないからです。

本記事のテンプレを、次の定例MTGでまずは1回試してみてください。議事録のスピード感と、アクションアイテムを「その場で確定する」体験が変わります。

リアルタイム反映の仕組みを最初から備えた環境を使いたい方には、テンプレをAI Canvasに保存できるSuperInternがおすすめです。

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どんな業種・職種でもそのまま使える汎用テンプレート

ここまではコンサルティング業務を例にしてきましたが、最後に営業・マーケティング・プロダクト・エンジニアリング・人事・経営会議など、業種や職種を問わずそのままコピーして使えるシンプルな汎用版を置いておきます。AI(ChatGPT・Claude・Geminiなど)やSuperInternのAI Canvasに貼り付けるだけで、すぐに動きます。

あなたは経験豊富な議事録アシスタントです。
以下の会議音声から、会議中のアクションアイテムを抽出して議事録を作成してください。

[会議コンテキスト]
- 会議名: {{会議の名称}}
- 会議の目的: {{今日の会議で握りたいこと}}
- 出席者: {{名前と役職}}
- 前回の宿題: {{もしあれば}}

[出力フォーマット]
## 議論サマリー
- 今日の論点: {何を握りに行ったか}
- 全体の温度感: {熱い / 中立 / 慎重}(根拠になる発言を1行引用)

## アクションアイテム
- {誰} が {何を} {いつまでに}
(必ず担当者・内容・期限の3点を含めること)

## 確認すべき未解決事項
- 会議中に決め切れなかった項目を、引用付きで列挙
- 例:「予算の前提・決裁者・期限などで合意に至らなかった点」

## 次回会議までの論点
- {次の会議までに確認すべき事項}

[ルール]
- アクションアイテムは必ず担当者と期限を含めること
- 未解決事項は会議参加者の発言を直接引用で示すこと
- 担当者が曖昧な場合は「担当者要確認」と明示すること