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Teams会議の要約をAIで自動化する方法【2026年版 議事録ツール比較】

2026年4月6日NanoHuman Inc.
Teams会議の要約をAIで自動化する方法【2026年版 議事録ツール比較】

結論を先に書くと、「会議中か会議後か」と「何語で要約が欲しいか」で決まる

ざっくりまとめると、こんな感じです。

  • Teamsだけ使っていて、会議後に英語の要約が出れば十分 → Teams PremiumでOK
  • 英語会議の内容を日本語で要約して共有したい → SuperInternが合う
  • 会議中にリアルタイムでノートを確認したい → SuperInternが合う
  • Teams以外にZoomやGoogle Meetも使う → SuperInternが合う
  • コストを抑えたい・まず無料で試したい → SuperInternが合う

この記事では、TeamsのAI要約機能の全貌(できること・コスト・制限)を整理した上で、もっと安くて柔軟な方法を比較していきます。

⚠️ 本記事は、NanoHuman Inc. が2026年4月時点の公開情報に基づいて作成した独自分析です。 SuperInternは当社の製品ですが、すべてのツールをできるだけ客観的に記述しており、制限事項についても正直に評価しています。

TeamsのAI要約機能、今どうなってる?

2026年現在、MicrosoftはTeamsのAI会議支援機能をかなり強化しています。ただし、プランによって使える機能が全然違うので、まず全体像を押さえておきましょう。

Intelligent Recap(Teams Premium)

Teams Premiumユーザーが使える「Intelligent Recap」は、会議終了後にAIが構造化された要約を自動で作ってくれる機能です。要約は会議の「まとめ」タブに、録画やトランスクリプトと一緒に表示されます。

できること:

  • 会議終了後に構造化された要約を自動生成
  • アクションアイテムの抽出と担当者への紐付け
  • 発言者ごとのハイライト表示
  • トランスクリプトとの連携による詳細確認

ここが困るポイント:

  • Teams Premiumが必要($10/ユーザー/月、既存M365プランへの追加)
  • 要約生成には会議の録音またはトランスクリプトが必要
  • 要約は会議終了後に出る(リアルタイムではない)
  • 要約は会議で使われた言語のみで生成される(多言語要約は不可)

Copilot会議要約(Microsoft 365 Copilot)

Microsoft 365 Copilotでは、会議中のリアルタイムアシスト、カスタマイズ可能な要約テンプレート、会議内容への質問応答など、さらに高度な機能が使えます。

Teams Copilot

2026年の目玉機能:

  • カスタム要約テンプレート:発言者別サマリー、エグゼクティブサマリーなどのテンプレートを選べて、フリーテキストで独自テンプレートも作れる
  • ビジュアル参照:画面共有中のスクリーンショットが、要約の関連箇所に自動で入る
  • 統合Copilot体験:チャット履歴・トランスクリプト・カレンダー情報をまたいで使えるスマートな要約

ここが困るポイント:

  • Microsoft 365 Copilotが必要(企業向け**$30/ユーザー/月**、ビジネス向けは2026年6月まで$18〜21/ユーザー/月のプロモーション価格)
  • カスタム要約テンプレートはCopilot専用(Teams Premium単体では使えない)
  • 会議中のリアルタイムCopilotもCopilotライセンスが必要
  • 要約は会議の言語に限定されて、たとえば英語の会議を日本語で要約することはできない

Facilitator Agent

Microsoftが最近出した「Facilitator Agent」は、会議中にリアルタイムで議事メモを更新する機能です。議論のトピック、要点、アクションアイテムを会議の進行に合わせてキャプチャします。

利用条件:

  • Microsoft 365 Copilotライセンスが必要
  • 現在段階的にロールアウト中(すべてのテナントで使えるとは限らない)

TeamsのAI要約で「できないこと」

最上位のライセンスを契約しても、Teams会議要約には見逃せないギャップがあります。特に日本のビジネスシーンでは、ここが困るポイントです。

1. 無料プランではAI要約が使えない

一部の競合ツールとは違って、TeamsにはAI要約の無料枠がありません。Teams PremiumかCopilotのライセンスがなければ、手動でメモを取るか、会議後にトランスクリプト全文を読み返すしかありません。

2. 要約はほとんどの場合「会議後」のみ

Intelligent Recapは会議が終わってから要約を作ります。会議中に「さっき決まった内容を確認したい」と思っても、生のトランスクリプトをスクロールして探すしかありません。

会議中にリアルタイムで質問できるのはCopilotですが、それには$30/月のライセンスが必要です。

3. 会議の言語でしか要約できない

英語で行われた会議の要約は英語のみです。英語会議の内容を日本語で要約して、不参加だった日本人メンバーに共有する──こういう使い方は標準機能ではできません。多言語チームにとって、これはかなり大きな壁です。

4. Teamsでしか使えない

TeamsのAI要約は、当然ですがTeams会議専用です。外部の取引先とはZoomを使い、別チームとはGoogle Meetを使う──そんな環境では、Teamsに投資してもカバーできない会議が出てきます。

5. ライセンス体系が複雑

Teams Premium($10/ユーザー/月)で基本的な要約、Copilot($30/ユーザー/月)でフル機能。チームメンバー全員に同じライセンスが必要とは限りませんが、混在ライセンスの管理は管理者にとってかなりの負担です。

Teams以外のAI会議要約ツール

1. SuperIntern

SuperIntern

SuperInternは、会議のAI要約に対して発想がまるで違います。会議終了後に要約を作るのではなく、ライブノート──会議の進行に合わせてリアルタイムで更新される構造化された議事メモが出ます。

ライブノートの仕組み

会議中の発言がリアルタイムで解析されて、決定事項・アクションアイテム・主要トピックなどのセクションに自動で整理されていきます。会議が終わるまで待つ必要はありません。SuperInternはデバイスの音声を直接キャプチャするので(ボット不要)、どの会議プラットフォームでも動きます

SuperIntern

ここが違う

  • リアルタイム構造化ノート:会議中に整理された議事メモをリアルタイムで確認できます。「要点はAIに任せて、議論に集中する」──会議の参加スタイルが変わります。
  • 英語の会議内容を日本語で要約:英語の会議に参加した後、日本語でサマリーを作って日本人メンバーに共有できます。会議の言語に関係なく、好きな言語で要約を作れます。
  • 50以上の言語に対応:文字起こしは50以上の言語をサポートしていて、ほぼすべての言語の会議に対応します。
  • 双方向翻訳:同じ会議内で2つの言語が話されている場合、それぞれを識別して並べて表示します。バイリンガルチームの会議に最適です。
  • 会議後のAIチャット:会議後に内容について質問できます(「Q3レポートの締切はいつだった?」「マーケティングの議論をまとめて」など)。
  • プラットフォームを問わない:Teams、Zoom、Google Meet、Webexなど、あらゆる音声ソースに対応。1つのツールですべての会議をカバーできます。

料金:無料プランあり。Plusプランは月額$20で50時間(超過分は$0.02/分)。ユーザー単位の月額課金ではないので、1つの契約ですべての会議に対応できます。

注意点:現在はmacOS版のみ。Windows版はウェイトリスト受付中(こちらから登録)。

2. Otter.ai

Otter.aiは、自動文字起こし・会議要約・アクションアイテム抽出ができる定番のAI会議アシスタントです。Zoom・Google Meet・Microsoft Teamsとボット経由で連携します。

Otter.ai

Otter.aiの特徴

  • 英語の文字起こし精度が高い成熟したエンジン
  • 自動要約とアクションアイテム抽出
  • 主要な生産性ツールとの連携

注意点

  • 会議にボットが参加する方式(組織によってはポリシーで制限される場合あり)
  • 言語サポートは限定的
  • 英語中心で、日本語要約には向かない

3. Fireflies.ai

Fireflies.aiは、複数プラットフォームの会議を録音・文字起こし・要約します。過去の会議をAIで横断検索できる点や、CRM・プロジェクト管理ツールとの連携が特徴です。

Fireflies.ai

Fireflies.aiの特徴

  • クロスプラットフォームでの会議録音
  • 検索可能な会議アーカイブ
  • CRM連携が充実(Salesforce、HubSpotなど)

注意点

  • ボット方式なので、会議へのアクセス許可が必要
  • リアルタイムノート機能は限定的
  • 翻訳機能は強みではない

機能比較:Teams vs. 代替ツール

会議要約機能

機能Teams PremiumTeams CopilotSuperInternOtter.ai
会議後の要約✓(カスタマイズ可)
リアルタイムノート(会議中)✓(Copilotチャット)✓(ライブノート)限定的
構造化されたライブノート
任意の言語で要約
アクションアイテム抽出
カスタム要約テンプレート
ビジュアル参照

文字起こし・言語サポート

機能Teams PremiumTeams CopilotSuperInternOtter.ai
対応言語数30以上30以上50以上約10
リアルタイム翻訳✓(キャプション)✓(Interpreter、9言語)✓(50以上の言語)
双方向翻訳
話者分離
カスタム辞書

プラットフォーム・料金

機能Teams PremiumTeams CopilotSuperInternOtter.ai
Teams対応✓(ボット経由)
Zoom対応✓(ボット経由)
Google Meet対応✓(ボット経由)
ボット不要✓(ネイティブ)✓(ネイティブ)
料金$10/ユーザー/月$30/ユーザー/月$20/月$16.99/ユーザー/月
無料プラン✓(限定的)

それぞれのツールが合う人

Teams Premiumが合う人

Microsoft 365をフル活用している組織で、ほぼすべての会議がTeams上で行われて、会議後の要約を会議の言語で受け取れれば十分な場合。

Teams Copilotが合う人

会議要約だけでなく、ドキュメント作成・メール支援・Excel分析など、Microsoft 365全体でCopilotを活用したい人。会議機能だけで$30/月を正当化するのは正直むずかしいかもしれません。

SuperInternが合う人

  • 会議後ではなく、会議中にリアルタイムで構造化されたノートを確認したい
  • 英語会議の内容を日本語で要約して共有したい
  • Teams以外にもZoom・Google Meetなど複数プラットフォームを使っている
  • コストを抑えたい──$20/月(合計)vs $10〜30/ユーザー/月
  • プライバシーを重視──ボットが会議に参加せず、インビジブルモードで画面共有中もアプリが表示されない
  • Teamsの文字起こしではカバーされない言語の会議がある

Otter.aiが合う人

主に英語の会議で、CRM連携が重要で、ボットの参加が許容される環境の場合。

実際のユースケース

プロダクトチームの週次定例(Teams + Zoom混在)

あるプロダクトチームは、毎日のスタンドアップをTeamsで、リモートのデザインチームとの週次同期をZoomでやっています。Teams Copilotがあればスタンドアップはカバーできますが、Zoom会議にはAI議事録がありません。SuperInternなら1つの契約で両方のプラットフォームをカバーして、PMが会議中にすぐ参照できるライブノートが出ます。

英語会議を日本語で共有する経営会議

経営層の会議は英語で行われますが、日本オフィスのメンバーには日本語で要約を共有する必要があります。Teamsの場合、誰かが手動で翻訳しなければなりません。SuperInternなら、会議終了後に日本語で要約を直接作れます。翻訳の手間がなくなります。

コスト重視の30人コンサルティングファーム

30人規模のコンサルティングファームで、すべてのクライアント会議に議事録が必要な場合。Teams Copilotを全員に配布すると$30×30人=月額$900。一方、クライアント会議を主導する2名にSuperInternを契約すれば$20×2=月額$40。要約はチーム全体に共有できます。

まとめ

Microsoft Teamsの会議要約機能は確かに便利です。Intelligent Recapは手軽に使えますし、Copilotのカスタムテンプレートは強力です。ただ、ライセンスコストは積み上がりますし、要約は会議の言語に限定されるし、Teamsの外に出た瞬間にすべてが使えなくなります。

複数のプラットフォームで会議をしている人、英語会議の内容を日本語で共有したい人、あるいは会議が終わるのを待たずにリアルタイムでノートを確認したい人には、専用のAI議事録ツールがTeamsの空白を埋めてくれます。


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