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「来週またやりましょう」で終わった会議の次回招待が、アジェンダ付きで勝手に届く。SuperIntern MCP×Googleカレンダー連携の実践ガイド

2026年8月17日NanoHuman Inc.
「来週またやりましょう」で終わった会議の次回招待が、アジェンダ付きで勝手に届く。SuperIntern MCP×Googleカレンダー連携の実践ガイド

会議の終わり方は、いつも同じです。「いい議論でしたね。来週またやりましょう」。全員がうなずいて、解散。そして、誰も招待を送りません。

数日後、チャンネルに誰かが書き込みます。「あの続きの会、日程決まりましたっけ?」。ここからが二度手間です。議事録を開いて次回何を話すはずだったかを思い出し、空いている時間を探し、記憶を頼りにアジェンダを書く。決定事項も宿題も担当者も、必要な情報は全部議事録に残っているのに、招待だけは自動では生まれてくれませんでした。

この記事では、SuperInternのMCPとGoogleカレンダーをAIアシスタントのClaudeにつなぎ、「来週またやりましょう」をアジェンダ付きのカレンダー招待に変えるまでをプロンプト1つで完結させる方法を紹介します。同じ仕組みで、翌日の会議前ブリーフィングと、週次の作業時間ブロックまで作ります。

⚠️ 本記事は、2026年8月時点の公開情報やユーザーフィードバックを基に独自にまとめたものです。

目次

今日やること:Before / After

Before:会議後の次回設定は、小さな面倒の4連発です。議事録を読み返し、次回の議題を考え、空き時間を探し、アジェンダを書く。だから後回しになり、次回会議はアジェンダなしで直前に設定されるか、そもそも設定されないまま流れます。

After:Claudeに「次回打ち合わせの招待を下書きして」と1回頼むだけ。ClaudeがSuperIntern MCP経由で議事録を読み、決定事項と宿題を抽出し、カレンダーの空き時間を確認して、タイトル・参加者・日時・アジェンダ入りの説明文まで揃った招待の下書きを見せてくれます。内容を確認して「OK」と言えば、招待が全員のカレンダーに入ります。

この連携を安心して使える理由は2つあります。1つ目は、SuperInternがbotless(会議にbotが参加しない)のデスクトップアプリで文字起こしと議事録を自動で残していること。録音ボットの入室許可を取りにくい社外との会議でも、アジェンダの材料になる議事録が必ず存在します。2つ目は、カレンダーへの書き込みが必ず「下書きを見せる→人間が承認する」の後に起きること。招待の送信は相手に通知が届く対外アクションなので、最後の一歩は人間が握る設計にします。

SuperIntern

仕組み:3つの役割分担

役割担当やること
会議データの提供SuperIntern MCP文字起こし・AI議事録・会議ノートを読み取り専用で提供
判断と下書きClaude(AIクライアント)決定事項と宿題の抽出、空き時間の確認、イベントの下書き
アクション先Googleカレンダー(コネクタ)イベントの作成・更新、招待の管理

MCP(Model Context Protocol)は、AIアシスタントを外部ツールに安全につなぐためのオープン標準です。SuperInternのMCPは会議データをAIクライアントに読み取り専用で提供し、カレンダー側はClaude公式のGoogleカレンダーコネクタが空き時間の確認・イベントの作成・更新・出欠返信を担当します。

主語を正確に書くと、イベントを作るのはSuperInternではなくClaudeです。SuperInternがあなたのカレンダーに書き込むことはなく、逆にSuperIntern側のデータがAIから書き換えられることもありません(MCPに書き込み操作が存在しません)。Claudeが参照できるのは、本人がSuperIntern上で閲覧できる会議だけです。

セットアップ

準備は2つの接続だけです。どちらもAPIキーの発行は不要で、画面上のログインだけで完了します。

1. SuperIntern MCPをClaudeに接続する

Claudeの設定→コネクタから「カスタムコネクタを追加」を選び、接続URLを登録します。

https://mcp.app.super-intern.com/mcp

SuperInternのログイン画面が開くので、アカウントでログインして許可すれば完了です。SuperIntern側の利用条件(個人はPlusプラン以上、Enterpriseは管理者の有効化が必要)やClaude Code・Cursorなど他クライアントでの手順は、MCP設定手順ガイドに詳しくまとめています。

2. GoogleカレンダーをClaudeに接続する

ClaudeのコネクタからGoogleカレンダーを追加し、Googleアカウントで認証します。利用できるプラン条件など最新の対応状況は公式ヘルプを確認してください。

接続できたか不安なときは、まずこう聞いてみてください。

SuperInternの直近の会議を3件と、明日のカレンダーの予定を教えて

両方が返ってくれば、準備完了です。

実演1:会議直後に「次回」の招待をアジェンダ付きで作る

いちばん出番が多いのは、「来週またやりましょう」で終わった会議の直後です。議事録がSuperInternに生成されたらすぐ、こう頼みます。

今日の「A社 導入計画ミーティング」のAI議事録を取得して。
次回打ち合わせを来週やる合意をしたので、
来週の火〜木の午後でカレンダーの空いている45分を探して、
フォローアップの招待を下書きして。参加者は今日と同じ。
説明文は3部構成:1) 今日決まったこと
2) 宿題(担当者と期日つき) 3) 次回のアジェンダ案。
まず下書きを見せて。作成は私が「OK」と言ってから

Claudeが議事録を読み、空き時間を選んで、こんな下書きを返してきます。

下書き:A社導入 フォローアップ 8/27(木)14:00〜14:45、参加者:佐藤さん、田中さん、A社・山本様

今日決まったこと:トライアルはCS部門10名・2週間で開始。SSO対応は導入の前提条件。 宿題:セキュリティチェックシートの回答を8/21までに返送(佐藤)、A社情シス向けの検証環境の用意(田中)。 次回アジェンダ案:トライアル開始の段取り/セキュリティ確認の進捗/導入スケジュール素案。

「OK」と返信いただければ、イベントを作成して招待を送ります。

「OK」と返せば、アジェンダ入りの招待が全員のカレンダーに入ります。

議事録から自動作成されたフォローアップ招待がGoogleカレンダーに入った画面

手で書く場合との差は、5分の時短だけではありません。アジェンダが議事録という一次ソースから作られているので、次回の会議が「主催者のうろ覚え」ではなく「実際に決まったこと」から始まります。

実演2:翌日の会議前ブリーフィングを作る

同じ配線は、逆方向にも流せます。会議がカレンダーを埋めるのではなく、カレンダーを起点にClaudeへ「明日の準備」をさせる使い方です。前日の夕方か当日の朝に、こう頼みます。

明日のカレンダーの予定を確認して。社外との会議それぞれについて、
同じ相手とのSuperInternの過去会議を検索して、
ブリーフィングを作って:前回の要点/こちらが約束したこと/
未完了の宿題。期限が過ぎていそうな約束には印をつけて

Claudeが明日の参加者と会議履歴を突き合わせて、ブリーフィングを返します。

10:00 A社 トライアル定例(前回:8/13) セキュリティチェックシートを8/21までに返送すると約束済み。残り4日、対応中。 A社情シスからSAML証明書の更新について質問あり。田中さんが持ち帰り。回答の記録はまだありません。

14:00 B社 初回打ち合わせ(履歴なし) 過去の会議は見つかりませんでした。「パートナー開拓」の会議ノートによると、6月のウェビナーで佐藤さんが先方VPと名刺交換済みです。

営業やCSの担当者が毎朝、過去のノートをスクロールしてやっている儀式そのものです。ここではプロンプト1つで済み、カレンダー自体がチェックリストなので、準備し忘れる会議が構造的になくなります。

実演3:週次で宿題を集めて、来週の作業時間をブロックする

会議の宿題が消化されない原因の多くは、「会議で振られた」と「作業時間として予定に入った」の間の断絶です。金曜の夕方に、その断絶を1週間分まとめて埋めます。

今週の会議を一覧して、それぞれのAI議事録を取得して。
私が担当になっている宿題を期日つきで全部集めて。
そのうえで来週のカレンダーの空き時間を探して、
宿題を片づけるための作業ブロックをテーマごとに1つずつ、
各期日より前に配置する案を作って。まず計画を見せて。
承認したものだけ、タスク一覧を説明文に入れた
非公開の予定として作成して

Claudeが1週間の全会議からあなたの宿題を集約し、具体的なブロック案に変えます。

今週の会議5件から、あなた担当の宿題を7件見つけました。

  • 月 9:00〜10:30「セキュリティチェックシート」(期日:水):A社トライアル定例より
  • 火 14:00〜15:00「Q3価格改定ドラフト」(期日:木):価格戦略会議より。文字起こしにあった未決の論点2件も説明文に入れています
  • 木 9:00〜9:45「面接フィードバック」(期日:金):候補者2名の振り返り会議より

この3件で作成してよいですか?

作られるのは参加者のいない非公開の個人予定なので、このバリエーションはリスクゼロで毎週回せます。ポイントは構造の変化です。会議で口頭で引き受けたことが、蒸発する前にカレンダー上の時間になります。

運用のコツと注意点

「まず下書き、作成は承認後」を崩さない。 下書きフォルダに眠るメールと違い、参加者付きのカレンダーイベントは作成した瞬間に相手へ通知が飛びます。スケジュール系のプロンプトの最後に「まず下書きを見せて。作成は私がOKと言ってから」と必ず入れるのが、この連携を毎日使えるものにする習慣です。実演3のような自分だけの作業ブロックなら、この手順は緩めて構いません。

社外の参加者は最後に目視する。 Claudeは会議の記録から参加者を埋めてくれますが、だからこそ「OK」と言う前に宛先一覧を一瞥してください。招待の誤送信は頻度こそ低いものの、起きたときのダメージが大きい失敗です。

説明文の構成をプロンプトで固定する。 「決定事項/宿題/アジェンダ案」の3部構成を指定しておくと、送る招待の見た目が毎回揃い、出力も安定します。うまくいったプロンプトはチームの定型文として共有する価値があります。

もめそうな議題は文字起こしで裏を取る。 「決まったこと」の各項目に文字起こしの該当発言を添えさせると、アジェンダが「実際に話された内容」に固定されます。一次ソースから作る意味はここにあります。

会議データの正確さはSuperIntern側で担保する。 会議タイトルが整理され、参加者名や製品名が正しく文字起こしされているほど、実演2・3の横断参照の精度が上がります。頻出の固有名詞はSuperInternのカスタム辞書に登録しておくのがおすすめです。

書き込みが起きるのはカレンダーだけ。 SuperInternのデータはMCP経由では一切変更されません。下書きが気に入らなければ捨てるだけ、作った予定が不要なら消すだけで、会議の記録には何の影響もありません。

応用:同じ構図で広がる使い方

「SuperIntern MCPがデータを出し、Claudeが判断し、別ツールが受け取る」という構図は、スケジュール調整の外にもそのまま広がります。

  • Gmail:同じ議事録からフォローアップメールの下書きも作る。Gmail編の記事で詳しく解説しています
  • CRM:商談の結果をDealレコードの商談メモに反映する。HubSpot編の記事で紹介しています
  • Slack:会議の要点を進行中にチームチャンネルへ展開する。Slack編の記事をどうぞ

おすすめの合わせ技は、1つのプロンプトで「次回の招待(本記事)+お礼メールの下書き(Gmail編)」を同じ議事録から一度に作ることです。

よくある質問

Q. SuperIntern MCPは無料プランで使えますか?
A. いいえ。個人ワークスペースではPlusプラン以上が必要です。Teamプランではそのまま利用でき、Enterpriseプランでは管理者がワークスペース設定で「MCPアクセス」をONにした場合に利用できます。

Q. AIが勝手に招待を送ってしまうことはありませんか?
A. Googleカレンダーコネクタはイベントを作成でき、参加者付きのイベントは作成時に相手へ通知されます。だからこそ本記事のプロンプトはすべて「まず下書きを見せて。作成は私がOKと言ってから」で締めています。この一文を守るかぎり、送信の主導権はあなたの手元に残ります。

Q. SuperInternが私のGoogleカレンダーに書き込むのですか?
A. いいえ。イベントを作るのはClaudeで、Claude公式のGoogleカレンダーコネクタを通じて行います。SuperIntern MCPは会議データを読み取り専用で提供するだけで、SuperIntern自体がカレンダーに触れることはありません。

Q. AIから議事録や会議データを書き換えられてしまいませんか?
A. できません。SuperIntern MCPのツールはすべて読み取り専用で、作成・編集・削除の操作は提供されていません。この記事のワークフローで変化するのはGoogleカレンダーだけ、それもあなたの承認後だけです。

Q. Claudeはどの会議を参照できますか?
A. 本人がSuperIntern上で閲覧できる会議だけです。アクセス範囲は既存の権限に従い、OAuthの許可はいつでも取り消せます。

Q. Claude以外のAIクライアントでも同じことができますか?
A. SuperIntern MCPはClaude Code・Codex・CursorなどのMCP対応クライアントから利用できます。Googleカレンダー側の連携手段はクライアントによって異なるため、お使いのクライアントのコネクタ/MCP対応状況をご確認ください。


会議で決まったことを「覚えている」のはSuperInternの仕事になりました。次は、カレンダーがそれを「実行する」番です。

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