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会議の議事録を、そのままNotionのミーティングDBへ。SuperIntern MCP×Notion連携の実践ガイド

2026年8月1日NanoHuman Inc.
会議の議事録を、そのままNotionのミーティングDBへ。SuperIntern MCP×Notion連携の実践ガイド

会議のあと、議事録をNotionへ貼り直す作業を今日もやっていませんか。

会議の記録はSuperInternに、チームのドキュメントはNotionに。置き場所が2つに分かれていると、「会議が終わるたびにコピペして、体裁を整えて、プロパティを埋める」という、誰の成果にもならない作業が発生します。忙しい週はこれが後回しになり、気づけばミーティングDBは歯抜けです。「あの件、どの会議で決めたんだっけ?」と聞かれて、SuperInternとNotionの両方を検索する羽目になります。

この記事では、SuperInternのMCPとNotionをAIアシスタントのClaudeにつなぎ、議事録をプロパティ付きのNotionページとしてミーティングDBに登録するまでをプロンプト1つで終わらせる方法を、実際のプロンプト例つきで紹介します。転記が自動になると、ミーティングDBは「頑張って維持するもの」から「勝手に育つもの」に変わります。

⚠️ 本記事は、2026年8月時点の公開情報やユーザーフィードバックを基に独自にまとめたものです。

目次

今日やること:Before / After

Before:会議のたびに、SuperInternの議事録をNotionへコピペ。見出しを整え、日付や参加者のプロパティを手で埋める。1件10分でも、週10件なら100分。しかも忙しい週ほど溜まります。

After:Claudeに「今日の会議の議事録をミーティングDBに登録して」と頼むだけ。プロパティが埋まった状態のページがNotionに追加され、DBは常に最新です。あなたがやるのは、内容をざっと確認することだけ。

ポイントは2つあります。まず、SuperInternはbotless(会議にbotが参加しない)のデスクトップアプリなので、文字起こしと議事録は何もしなくても貯まっていきます。記録の段階で手作業はありません。もう1つは役割分担です。Notionにページを作るのはSuperInternではなくClaudeで、SuperIntern側のデータは読み取り専用のまま。AIに任せるのは「転記」だけで、元データが書き換わる心配はありません。

SuperIntern

仕組み:3つの役割分担

この連携は、3つの登場人物の組み合わせで成り立っています。

役割担当やること
会議データの提供SuperIntern MCP文字起こし・AI議事録・会議ノートを読み取り専用で提供
判断と整形Claude(AIクライアント)議事録を読み、DBの形式に合わせてページを構成
アクション先Notion(公式MCP)ページの作成・データベースへの登録

MCP(Model Context Protocol)は、AIアシスタントを外部ツールに安全につなぐためのオープン標準です。SuperInternのMCPは会議データをAIクライアントに読み取り専用で提供します。Notion側はNotion公式のホスト型MCPサーバーが担当し、Claudeはこれを通じてページの作成や更新を行います。つまり、Notionに書き込むのはSuperInternではなくClaudeです。SuperIntern側のデータがAIから書き換えられることは一切なく、参照できるのも本人がSuperIntern上で閲覧できる会議だけです。

セットアップ

準備は2つの接続と、受け皿になるデータベースだけです。どちらの接続もAPIキーの発行は不要で、画面上のログインだけで完了します。

1. SuperIntern MCPをClaudeに接続する

Claudeの設定→コネクタから「カスタムコネクタを追加」を選び、接続URLを登録します。

https://mcp.app.super-intern.com/mcp

SuperInternのログイン画面が開くので、アカウントでログインして許可すれば完了です。SuperIntern側の利用条件(個人はPlusプラン以上、Enterpriseは管理者の有効化が必要)やClaude Code・Cursorなど他クライアントでの手順は、MCP設定手順ガイドにまとめています。

2. NotionをClaudeに接続する

Notionは公式のホスト型MCPサーバーを提供しています。Claudeのコネクタ一覧からNotionを追加するか、カスタムコネクタとして接続URLを登録します。

https://mcp.notion.com/mcp

NotionのOAuth画面が開くので、対象のワークスペースを選んで許可します。対応クライアントや詳細はNotionの公式ドキュメントを確認してください。

3. 受け皿のデータベースを用意する

Notionに「ミーティングDB」という名前のデータベースを1つ作ります。プロパティは、日付・参加者・プロジェクト・種別くらいから始めるのがおすすめです。すでにチームで使っている会議データベースがあれば、そのままで構いません。

接続できたか不安なときは、まずこう聞いてみてください。

SuperInternの直近の会議を3件と、Notionの「ミーティングDB」のプロパティ構成を教えて

両方が返ってくれば、準備完了です。

実演1:会議が終わったら、議事録をミーティングDBに1ページ追加する

いちばん出番が多い、基本の一手です。会議が終わってSuperInternに議事録ができたら、こう頼みます。

今日の「A社 導入検討ミーティング」のAI議事録を取得して、
Notionの「ミーティングDB」に新しいページとして登録して。
プロパティは:日付、参加者、プロジェクト=A社導入、種別=商談。
本文は:決定事項→宿題(担当者と期日つき)→次回予定の順に整理して。
同じ会議のページがすでにある場合は、作らずにその旨を教えて

Claudeが議事録から要点を抽出し、プロパティの埋まったページをデータベースに追加します。

A社 導入検討ミーティング

日付:2026/08/01 参加者:田中、佐藤 プロジェクト:A社導入 種別:商談

決定事項 ・SSO対応を導入の前提条件として確認 ・まずCS部門の10名で2週間のトライアルを実施

宿題 ・セキュリティチェックシートの回答:佐藤(8/5まで) ・正式版のお見積り送付:田中(トライアル開始まで)

Notionのミーティングデータベースに登録された会議ページ

最後の一文がささやかなコツです。重複チェックを頼んでおくと、同じ会議を二重登録する事故を防げます。体裁はプロンプトで固定しているので、誰が実行しても同じフォーマットのページになります。

実演2:複数の会議を横断して「意思決定の経緯」ページを作る

転記の自動化だけなら、便利で終わりです。MCPの本領は、複数の会議を横断して参照できることにあります。

たとえば数か月にわたって議論してきた料金改定。新しく入ったメンバーに「なんでこの価格になったんですか?」と聞かれて、口頭で30分説明した経験はないでしょうか。これをページにします。

「プロダクト定例」プロジェクトの過去1か月の会議から、
料金プラン改定について話した部分を文字起こしで確認して、
Notionに「料金改定の経緯」というページを作って。
構成は:時系列の議論サマリ→決定に至った理由→残っている論点。
各項目に、どの会議で話したかを日付つきで添えて

Claudeは会議一覧を期間で絞り込み、該当する議論を文字起こしから拾い、経緯を1ページにまとめます。記憶ではなく文字起こしという一次ソースに基づいているので、「言った言わない」になりません。次に同じ質問をされたら、このページのリンクを渡すだけで済みます。

実演3:週次でDBの抜けを埋めて、今週のまとめページを作る

手動運用のミーティングDBがいずれ形骸化するのは、抜けが溜まるからです。週に1回、これを打ちます。

今週の会議一覧をSuperInternから取得して、
Notionの「ミーティングDB」に登録済みか突き合わせて。
未登録の会議だけ、AI議事録からページを作って追加して。
最後に、今週の全会議の要点を3行ずつまとめた
「今週のミーティングまとめ」ページを作って、各ページにリンクを張って

Claudeが会議一覧とデータベースを突き合わせ、足りない分だけ補完し、週次のまとめページまで作ります。

今週の会議7件を確認しました。5件は登録済み、2件が未登録でした。

・プロダクト定例(8/10):ページを作成しました ・B社 定例MTG(8/12):ページを作成しました

「今週のミーティングまとめ」ページを作成し、7件すべてのページにリンクしました。

金曜の夕方にこれを1回実行するだけで、DBの抜けが構造的になくなります。まとめページはそのまま週報の下書きにもなります。

運用のコツと注意点

プロパティ構成を先に固定する。 データベースの列が定まっていないと、AIの出力も揺れます。日付・参加者・プロジェクト・種別など、最小限の構成を決めてからプロンプトに明記してください。

うまくいったプロンプトはNotionに貼っておく。 実演1のプロンプトをそのままNotionのページにテンプレートとして置いておくと、チームの誰でも同じ品質でDBを更新できます。プロンプト自体をチーム資産にする発想です。

重複チェックの一文を必ず入れる。 「すでにページがあれば作らない」と書いておくだけで、二重登録はほぼ防げます。

書き込みが起きるのはNotion側だけ。 SuperInternのデータはMCP経由では一切変更されません。気に入らないページはNotionで消すだけなので、失敗のコストがほぼゼロのまま試せます。

固有名詞の精度はSuperIntern側で上げる。 社名・人名・製品名が正しく文字起こしされているほど、ページの精度も上がります。頻出の固有名詞はSuperInternのカスタム辞書に登録しておくのがおすすめです。

共有範囲は普段どおりNotion側で管理する。 SuperIntern MCPが参照できるのは本人が閲覧できる会議だけです。作ったページを誰に見せるかは、これまでどおりNotionの共有設定で決めてください。

応用:同じ構図で広がる使い方

「SuperIntern MCPがデータを出し、Claudeが判断し、別ツールが受け取る」という構図は、Notion以外にもそのまま広がります。

  • Slack:会議の要点を関係者のチャンネルに展開する。シリーズ第1回の記事で紹介しています
  • タスク管理:会議で決まった宿題を、担当者付きのissueとしてLinearに起票する。シリーズ第2回の記事で解説しています
  • メール:商談の議事録からフォローアップメールを下書きする。シリーズ第3回の記事で紹介しています

ミーティングDBが育ってくると、実演2のような横断参照の価値がどんどん上がっていきます。会議データが「流れて消えるもの」から「積み上がる資産」に変わる、というのがこのユースケースのいちばんの効き目です。

よくある質問

Q. SuperIntern MCPは無料プランで使えますか?
A. いいえ。個人ワークスペースではPlusプラン以上が必要です。Teamプランではそのまま利用でき、Enterpriseプランでは管理者がワークスペース設定で「MCPアクセス」をONにした場合に利用できます。

Q. SuperInternが直接Notionに書き込むのですか?
A. いいえ。ページを作るのはClaudeで、Notion公式のMCPサーバーを通じて行います。SuperIntern MCPは会議データを読み取り専用で提供するだけで、SuperIntern自体は外部ツールに書き込みません。

Q. AIから議事録や会議データを書き換えられてしまいませんか?
A. できません。SuperIntern MCPのツールはすべて読み取り専用で、作成・編集・削除の操作は提供されていません。書き込みが起きるのはNotion側だけです。

Q. Notion側の連携には何を使いますか?
A. Notionが公式に提供しているホスト型MCPサーバー(https://mcp.notion.com/mcp)を使います。OAuthでNotionアカウントにログインして許可するだけで、APIキーの発行は不要です。詳細はNotionの公式ドキュメントを確認してください。

Q. Claude以外のAIクライアントでも同じことができますか?
A. SuperIntern MCPとNotion MCPはどちらもClaude Code・Codex・CursorなどのMCP対応クライアントから利用できます。エディタから「さっきの会議をDBに登録して」と頼む使い方も可能です。

Q. データベースの構成に決まりはありますか?
A. ありません。既存のデータベースをそのまま使えます。プロンプトにプロパティ名を明記しておけば、Claudeがその構成に合わせてページを作ります。


会議の内容を「残す」まではSuperInternが自動でやってくれます。次は「整理して蓄積する」も自動にしてみてください。

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